西村京太郎サスペンス「十津川警部シリーズ8」外房線に消えた女〜十津川の初恋〜
千葉県の館山市で弁護士をしているという崎田守(須藤公一)が、十津川警部(内藤剛志)を訪ねてきた。崎田は館山のホテルの女将・原口夕子(菊池桃子)が心臓発作で死んだと十津川に告げる。夕子の名を聞いて十津川は学生時代を思い出していた。夕子は十津川の初恋の人だったのだ。崎田は、夕子の死後に行方不明になっている彼女の娘・由紀(竹田有美香)を捜していて、十津川に協力して欲しいと訴える。 ところがその翌日、崎田が都内の公園で死体となって発見された。死因は絞殺による窒息死。調べを進めると、崎田は弁護士でなかったことが判明する。十津川と亀井刑事(石丸謙二郎)は館山に向かい、夕子が女将を務めていたホテルを訪ねる。すると意外な事実が判明する。ホテルの仲居の斎藤邦子(宮本真希)と江島聡子(黒坂真美)、さらに近所のカフェバーのマスターのジム・モンゴメリー(ダンテ カーヴァー)...