横山秀夫サスペンス 第三の時効
15年前にタクシー運転手が殺害され、その妻・本間ゆき絵(余貴美子)がレイプされるという**が起きた。捜査は捜査一課二班が担当しながらも、犯人と思われる武内(寺島進)は逃亡し、何の手がかりも無いまま時効成立の時を迎えようとしていた。 捜査一課一班の森(緒形直人)は田畑捜査一課長(橋爪功)から時効成立阻止のための助っ人として二班の捜査に参加するよう命じられる。普段はライバル関係にある二班への助っ人ということで、森は憮然としながらもこの**に携わることとなった。この**のカギを握っているのは、ゆき絵と犯人・武内との間に生まれた娘・ありさ(黒川芽以)。その事実を知っているはずの武内が第一時効の成立後に彼女との接触を試みるだろう、という予測の元に捜査は続けられる。しかし楠見(段田安則)は、森に**とは全く関係のない判事の素行調査を命じる。森は不満を感じつつ判事...