花の舞妓はん
置屋“富松”の雪路は舞扇をとらせれば祇園一といわれるほどの舞*はんだ。おかみの富枝はそんな雪路に“富松”再興の夢を托していたが、その雪路にも旦那がつき“都踊り”が終ってから“おひろめ”をすることになった。そんなある日雪路は朋輩の郁代や豆奴らとともに、富枝につれられて京染め展示会のショウ出演のため上京することになった。空港に向う途中、車がエンコしたのをいいことに、雪路は単身ヒッチハイクで東京に向ったが、途中でプレイボーイにつかまり、困惑しているところを、トラックの運転手浩太郎に救われた。浩太郎は自分のあやまちで、*****にしてしまった妹美代子のために、ポンコ*屋で働く一方、陸送のアルバイトをしているのだった。二人は互いに身の上を話すうちに**に親しくなっていった。雪路は浩太郎と舞*としての最後の休日を、東京で過した。翌日雪路は千葉の片田舎に浩太郎の家...