家で死ぬということ
2012年冬季 NHK 日剧SP 山崎純一(高橋克典)は、東京の病院に入院するよう義母のひさ子(渡辺美佐子)を説得するために、長男・隆太(庄野崎謙)とともに岐阜県白川村に向かう。ひさ子はガンで余命三ヶ月と宣告され、住み慣れた白川郷の自宅で死にたいと、ひとりで村に戻っていた。純一はひさ子を説得できず、そのまま村に残る事に。純一の妻・恵美(西田尚美)は、次男・翔太(鈴木侑輝)の大学受験と自ら経営する雑貨店の仕事を言い訳にして、村に帰ろうとしなかった。 村の特別養護老人ホームの「かえで山荘」では施設長の西(国広富之)が、医師・ゆずき(山口紗弥加)とともに本人や家族に希望する形での看取りをすすめていた。 隣家の太朗(佐藤正宏)から「家で死にたいと願う事は当たり前だ」と言われるが、一人暮らしでの在宅死など難しいと純一は思い悩む。 そして、次第に体力が衰えて行く...