明治建築をつくった人びと コンドル先生と四人の弟子
本作品は、明治10年に日本政府に招かれ、工部大学校(現・東京大学)造家学科の教授として来日したイギリスの若き建築家ジョサイア・コンドルとその教えを受けた四人の弟子たち辰野金吾(たつのきんご)、曾禰達蔵(そねたつぞう)、片山東熊(かたやまとうくま)、佐立七**(さたちしちじろう)の活躍を描くものです。 我が国に初めて誕生した第一世代の建築家たちは、近代国家の黎明期に日本の建築と全く異なる西洋建築に取り組み、自力のデザインで新国家の礎を築くことによって、その後に続く大正、昭和、そして現代の道を拓いていきました。 映画では、彼らの代表的な作品を中心に、その輝かしい業績を当時の社会背景を交えて紹介いたします。