生き抜く 南三陸町 人々の一年
東日本大震災の被災地となった宮城県南三陸町を1年間にわたり取材し、被災者たちの静かな思いを伝えるドキュメンタリー。大阪・毎日放送(***)の取材班が、津波の襲来から28時間後に宮城県南三陸町に入る。多くのマスコミが復興への動きや映像的にインパクトのある出来事、ドラマチックなストーリーを求めがちな中、「顔の見える被災者の静かな思い」を伝えるため、娘を引き揚げるためいち早く海に出た漁師、最愛の妻を亡くし幼子と再起を誓う夫、役場職員だった夫を探し続ける妻ら、それぞれの被災者たちの1年に寄り添った。